熊本県山都町にある「通潤橋」が国宝に指定されることが決定。熊本県民なら馴染みのある通潤橋は、1854年に建設された石造りの水路橋で、白糸台地の農耕活動を支える役割を果たしています。この橋は石造アーチや高石垣、石菅とサイホンを組み合わせた独創的な構造が特徴であり、江戸末期の石橋文化を象徴する重要な文化財です。文化審議会はその価値を認め、国宝に指定するよう答申し国宝に決定しました。そんな通潤橋を見学するなら一緒に楽しみたいおすすめスポットや宿泊施設を紹介します。
通潤橋の詳細
通潤橋は石で作られた水路橋で、1854年(嘉永7年)に建設されおよそ170年もの歴史があります。この橋は、山と谷に囲まれた場所にあって、水源が少ない土地を潤すために建設されました。地震や豪雨にも耐えてきた強い橋で。通潤橋はアーチ型の形が特徴で、周りには美しい石垣があります。また、石橋文化の象徴として、大切な文化財にも指定されています。熊本県民なら学生時代に一度は社会科見学や文化学習する機会があるほど馴染み深い場所となってます。
住所
〒861-3661 熊本県上益城郡山都町 郡山都町長原
アクセス
熊本駅から車で1時間 公共交通機関バス2時間
料金
無料
橋上からの見学のみ有料→道の駅通潤橋物産館内で申込み
電話番号
山都町観光協会:0967-72-3855
営業時間
通常見学自由
放水時間は13時からの15分間
午前10時から午後3時まで有料にて橋上の観覧可能
公式サイト
https://tsujunbridge.jp/
通潤橋周辺のおすすめスポット
通潤橋を見るなら是非一緒にめぐって欲しいスポットを紹介します。
五老ケ滝 通潤橋から40m
矢部四十八滝の一つで、落差は約20m、幅は約9mです。滝の上流には通潤橋があり、五老ケ滝と通潤橋はセットで観光されることも多いです。五老ケ滝は、その美しい景観で知られています。滝壺には岩がゴロゴロと転がっており、その上に滝の水が流れ落ちる様子は圧巻です。また、周囲は緑豊かな森に囲まれており、自然の美しさを満喫することができます。五老ケ滝は、通潤橋を訪れた際にはぜひ訪れてほしい観光スポットです。その美しい景観は、きっとあなたを魅了してくれます。
住所
〒861-3661 熊本県上益城郡山都町 郡山都町長原
小一領神社 通潤橋から1.3km
小一領神社は、熊本県上益城郡山都町にある神社です。縁結びの神社として知られており、毎年多くの参拝者が訪れます。平安時代初期に創建されたと伝えられ、主祭神は、愛と美の女神である「伊邪那美命(いざなみのみこと)」と「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)」です。境内には、数々のハート型のモニュメントが設置されています。これらのモニュメントは、恋愛成就を祈願して設置されたものであり、多くの参拝者から愛されています。また縁結びの神社としてだけでなく、自然豊かな景色も魅力です。境内には、桜や紅葉など、四季折々の花々が咲き誇ります。また、神社の周囲には、山々や田園風景が広がり、心が癒されます。
住所
〒861-3518 熊本県上益城郡山都町浜町251
公式サイト
https://tsujunbridge.jp/
通潤酒造株式会社 通潤橋から1.2km
通潤酒造株式会社は、熊本県上益城郡山都町にある酒蔵です。明治12年に創業し、現在は通潤橋の隣に酒蔵を構えています。通潤酒造は、日本酒造りの伝統を守りながら、新しいことにも挑戦しています。例えば、女性向けの日本酒や、海外向けの日本酒を製造しており、酒蔵見学や利き酒体験などのイベントも開催しています。通潤酒造の日本酒は、まろやかで飲みやすいのが特徴です。また、酒米や水にこだわっており、その味わいは全国から高い評価を得ています。
住所
〒861-3518 熊本県上益城郡山都町浜町54
公式サイト
https://tuzyun.com/